宅建士　模擬試験　権利関係　問41

正解・解説

問41　正解①

① 誤り。　重要事項の説明や書面の交付について、場所的な制限は、特に設けられていない。よって、宅建業者は相手方の自宅や勤務先等で35条書面を交付し、説明を行うことも可能である。
② 正しい。　登記された権利の種類・内容などは、35条書面の記載事項である。そして、たとえ契約日までに抹消される予定の登記であっても、存在する以上、宅建業者は説明する必要がある。
③ 正しい。　重要事項説明書（35条書面）には、取引士の記名が必要である。加えて、取引士が説明しなければならない。そして、取引士とは、取引士証の交付を受けた者をいう。つまり、取引士証の有効期間が満了している場合は、もはや取引士ではない。よって、35条書面への記名も、説明も、いずれもすることができない。
④ 正しい。　宅地・建物の割賦販売の相手方に対しては、１、現金販売価格　２、割賦販売価格　３、引渡しまでに支払う金銭・賦払金の額、支払時期、支払方法が重要事項とされ、35条書面の記載事項となる。

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