宅建士 模擬試験 権利関係 問9
正解・解説
問9 正解③
まず、相続人を確定する。Aには内縁関係のEがいるが、法律上の配偶者ではないので相続人にはなり得ない。また、Aには子がいない。そして、Aの両親は既に亡くなっている。よって相続人は兄弟姉妹のB、C、Dとなるが、CとDはすでに亡くなっているので、代襲が起こり、Cに代わってFが、Dに代わってG及びHが相続人となる。以上により、相続人はB、F、G、Hとなる。
次に相続分を確定する。片方の親を異にする兄弟姉妹は他の兄弟姉妹の2分の1となる。よって、Bは5分の1、CDは各5分の2となる。そしてCDはすでに亡くなっており、前述のように代襲が起こる。Cには、子Fがおり、相続分は5分の2となり、Dには子GHがおり相続分は平等となり、各5分の1となる。
以上により、③が正解となる。
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