それでは経費の分類という事ですが、そもそも経費って何なのかというと、材料費、労務費以外の製造原価を言います。材料費、労務費以外の製造原価、これを経費と言っていきます。で、経費についても大きく2つに分かれていく。直接経費、間接経費。で、直接経費、具体的なものとしては外注加工費というものがあります。外注加工費というのは例えば当社でカバンを作っていて、そのカバンに塗装をしなければいけない。けれども塗装をしようと思ってもその技術がうちの会社じゃ無い、技術が無いとなれば他の会社に依頼した方が早いという事もあります。そのような場合、他の会社にこの塗装だけをお願いしますという事を外注という事でお願いをするわけですよね。で、お願いをしたら当然作業代としてお金の支払をしなければいけませんので、外部にちょっとした作業をお願いをして支払った経費、これを直接経費と言っていきます。で、外注するという事はどのカバンに塗装をしたのか、どのカバンをお願いしたのかというのが分かるという事で、直接経費になっていきます。で、間接経費については減価償却費や水道代、後光熱費、棚卸減耗費などがあります。こういったものをまとめて間接経費と言っていく。で、まあこの棚卸減耗費は材料の所でやってる内容ですので、もう1度材料費の所の棚卸減耗費、こちらを復習しておいて下さい。では例題を使って仕訳の確認をしておきましょう。

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