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簿記2級無料講座 未達取引の整理

未達取引の整理。今、本店、支店のそれぞれの帳簿を引っ張ってきました。ここで縦に線を入れておきますが、左側が本店の帳簿、右側が支店の帳簿。それぞれ、本店の中には支店、支店へ売上、支店の中には本店、本店より仕入というものがあります。で、金額を見てもらうとズレていますよね。思い出して欲しいんですがそれぞれの勘定ってのは照合勘定と呼ばれていた。なので支店と本店勘定は残高一緒じゃないとおかしい。支店へ売上、本店より仕入、この金額も残高がイコールでないとおかしいんですね。そこで、なぜそれぞれの金額がズレているのか、これをここから判明させていかなければいけない。その原因ってなるのが、この未達取引というものです。要は本店、支店、いずれかがまだ取引の記録がされていない。連絡がいっていないとか、もしくはまだ商品が届いていないとか、そのような色々な原因で取引の記録がされていない。その為にズレが生じてしまっている。ではそれについてしっかりと確認していこうというのが、この未達取引の整理になっていきます。

では具体的にどういったものがあるのか確認をしていきましょう。例えば1つ目、支店が本店に現金500円送金していたが本店に未達であった。ここでチェックを入れて欲しいのが本店に未達。支店が本店に500円現金を送っていると。けれども本店側でまだ記録されていないよ。では本店と支店どちらで記録をすればいいか、これは本店ですよね。本店側が記録していないという事で本店側で処理。で、現金を受け取ったという記録になりますので、借方、現金500円、これは支店から受け取ったという事で貸方、支店500円になります。で、念の為ですね、この現金っていうのは場合によっては頭に未達勘定を付ける場合もあります。未達現金500円。貸方、支店500円。現金を送金って事は送っている。その途中でまだ届いていない。手元にある現金と、届いていない現金を分ける為に未達現金という勘定を使うという事もありますので、その点は勘定科目の指定があれば注意をしておいて下さい。

で、続いて本店は支店に商品1,200円を送付していたが、支店に未達であると。この振替価格、つまりこの1,200円の中には利益が足されているよという事を表しています。では本店、支店どちらで記録がされていないのか分かるでしょうか。チェックしてもらった、支店に未達、ここがポイントですよね。要は、支店側でまだ取引の記録がされていない。ですから支店は本店から仕入れたという仕訳、借方、本店より仕入1,200円、そして貸方、本店から仕入れてるという事で本店1,200円になります。このようにして本店か支店か、いずれかで記録がされていないので、どちらかの一方で仕訳をしてあげると。このように整理していくのが未達取引の整理になっていきます。ただ、これだけで終わりかというとそうではなく、やはりこれですよね、ちゃんと勘定が金額一致するかどうかこれを確認しておきましょう。

では先ほどの仕訳を見ながら勘定転記してみて下さい。では一緒に確認しておきましょう。まず1つ目、本店側で未達現金として500円記録しました。貸方側に支店500とありますので支店勘定の貸方側に500円でしたね。で、続いて2つ目、支店側で本店より仕入と本店1,200円の記録と。まず本店より仕入、借方に1,200、そして貸方に本店1,200。本店勘定の貸方に1,200。以上。ではそれぞれの金額を確認しておきましょう。まず本店側、支店勘定、1,550円。では支店へ売上の金額、1,400円ですね。続いて支店側、本店勘定、1,550円、そして本店より仕入、これが1,400円。いかがでしょう。ちゃんと金額が貸借逆で一致しているかどうかですね。問題無く一致していると。こうなってくると漏れなく記録されてるんだという事がちゃんと把握出来ますのでOK。で、この未達取引の整理が終わった上で通常の決算整理、減価償却や貸倒引当金の設定。そういったものが行なわれていきます。

そしてこの決算整理が終わった後、本支店特有の項目として内部取引の相殺。内部取引というのは本店と支店でのやり取りっていうものでしたよね。じゃあ一体、何と何を相殺するのか、それがこれです。支店と本店勘定、売上仕入勘定。それぞれ内部取引へのズレが無いかを照合する為の照合勘定でした。照合勘定については貸借対照表や損益計算書には載ってきません。なぜならば法律上1つの会社だからです。1つの会社の中で売上や仕入があったとすればこれは無駄な金額ですよね。また、本支店金額、これも無駄な金額。なので無駄な金額は財務諸表には載せなくていいよと。取引の漏れが無いかどうかをチェックするという意味では非常に重要なものですが、財務諸表を作成するという意味では無駄な金額という事でそれぞれを相殺してあげます。支店を消す、本店を消す、支店へ売上を消す、本店より仕入を消す。という事でそれぞれを相殺して下さい。なので借方、本店、貸方、支店。金額が1,550円。これは一致した金額を使って下さい。同様に借方、支店へ売上、貸方、本店より仕入。1,400円。同様に一致した金額で相殺をしてあげて下さい。で、続いて内部利益の控除。

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